本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 火の鶏
April 8, 2003 2:55 PM
神の使いか、悪魔の化身か? 「鶏」をめぐる不可思議殺人!(帯コピーより)
奇蹟鑑定人シリーズ第四弾。魚間岳士と天倉真喜郎は火を吹いて飛ぶ鶏という人を食ったような珍妙な目撃談を皮切りに、トリ尽くしの殺人事件に遭遇する。密室で発見された死体の周辺を埋め尽くす無数の白い羽と傍らに置かれた7つの卵。 さらに2つ目、3つ目の事件が待ち受ける。どれも、有機農法の野 菜と自然食品を販売する「野ッパライ屋」のメンバーが関わっていた。。太古の、灯りがまだ発達していなかった時代には、鶏は朝を呼ぶ神の使いと信じられていたが、さて、この連続殺人事件にからむ鶏の意味は?
「見えない人」テーマに挑んだ密室トリックが圧巻!
[出版] 平成15年4月8日 角川春樹事務所
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