本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
昨日、しっかり休養したおかげで、すっかり元気回復し、
朝から晩まで、せっせと原稿を書き進める。さあ、もう少しだ。
すると、不思議なことに、この絶妙なタイミングで、
編集のマイキーKさんから、進捗具合を問う電話。
さらに、次の仕事の担当・R社のMさんから打ち合わせの予定のメール。
なんだかミステリ業界特有の電波が飛び交っているらしい。
皇太子様が福井県の小学校で生徒たちと給食を共にされた。
ああ、給食というと、やはり牛乳だよな。
笑わせて牛乳を飲まさないようにするよな。
でも、皇太子様が相手だから、さすがに生徒たちは控えたと見える。
もしも、皇太子様を笑わせて、鼻から牛乳吹かせたら、何らかの罪に問われるのだろうか?
やはり、不敬罪に相当するのだろうか?
マスコミも、鼻から牛乳の写真を掲載しちゃったら、宮内庁から何か厳しい指導を受けるのだろうか?
でも、皇太子様は俺と同い年だから、鼻から牛乳世代(どういう世代?)、学習院の初等科時代を思い出され、ご寛大に許してくださるだろう。
で、アカバネン・グラフィティ、給食の牛乳。
赤羽台西小学校の五年の時、
当HPの白い秘密兵器・タツローと俺は同じクラスで、給食の班も一緒だった。
お互い、牛乳バトルには自信があり、毎日のように必死に笑わせあっていた。
ある日、いつものように、死闘を展開していると、
まったくとんでもないところ、笑わすつもりでなかった人間が
激しく牛乳を吹いてしまった。
口から鼻から、もう、大噴火。目や耳からも吹いたようにも見えた。
しかも、そいつ、ブリラってあだ名の奴(ブタゴリラの略、当時のあだ名はストレートだ)で、いつも鼻をたらしてるクラスのバイキンマン役。
そいつが吹いた牛乳が、俺らの給食の中に入っちゃったもんだから、悲惨きわまりない。
そいつの鼻の穴、しっかり白いし。
腹減ってるのに食えないし。
俺もタツローも涙ぐみそうになってる。泣いちゃってる女子も。
午後の授業の間中、クークー腹が鳴ってたよ。
うっすらと白く濁っている肉じゃが、今でも覚えている。
晩飯。枝豆(今夏初)。イカの辛味噌炒め。イカ刺身。スパサラダ。納豆油揚げ詰め。
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