本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 8月1日(水)・2007
August 1, 2007 10:40 AM
いきなり、
夜は、例によって、「戎」北口店で一杯。
その帰り、だよ。
西荻窪駅の構内で、すごい酔っ払いを目撃した。
車椅子の酔っ払いだ。
泥酔して、すっかり意識を失い、車椅子に沈むようにして鼾かいている。
いったい、どうしたんだ!?
どういう状況でこうなっているんだ!?
一人でどこかバーのカウンターで飲みすぎたのか?
それとも飲み会でもあったのか?
どんな飲み会だったんだ? 健常者はおらなかったのか?
酒癖が悪くて、帰り道、車椅子を押してくれる健常者に見捨てられたのか?
あるいは、車椅子仲間の飲み会だったのか?
そこでも見捨てられたのか?
ふと、疑問に思った。
健常者同士だと、酔っ払いの扱い方として、左右から肩を貸すのが基本形だけど、
車椅子の人同士はどうするのだろう?
前後に車椅子を連結させて挟み、運ぶのだろうか、まるで、機関車だよ。
見てみたい気もする。
それにしても、この人、どうしたんだろう?
警官が四人がかりで調べているよ。健常者の酔っ払いより遥かに大ごとになってる。
車椅子にぶら下げている荷物を開けて、身元を確認しているようだ。
解らなかったら、やはり、交番のトラ箱に運ぶのだろうか?
いろいろと気になっていたが、展開が遅く、そろそろ眠くなってきたので、後ろ髪ひかれる思いを断ち切って、帰宅した。
あの後、どういうことなったか知っている人、誰か、教えてくれえ。
しかし、唯一の救いは、酒乱ではなかったこと。
車椅子で暴走して、人を轢いたりしてたら、西荻駅は大パニックだったよ。
見てみたい気もするが。
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