本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
朝イチで吉祥寺へ。
久しぶりに映画館に行く。
観たのは、「トランスフォーマー」。
いやはや、評判どおり、ロボットのシーンはすげえ迫力だった。
俺はいつも最前列に座るため、あまりのインパクトにのけぞりっぱなし。
ネが正直(単純)なので、19世紀からタイムスリップしてきた人みたいに、
いちいち、「おおっ」とか「ひょーっ」とか驚嘆の歓声をあげてしまう。
近くのやはり最前列の高校生が、スクリーンとこっちと両方で驚いて、ロボットと俺に忙しく視線を往復してたよ。
しかし、カメラがやたらと動きすぎるのが難点。シーンによっては何がどうなっているのかさっぱりわからん。最前列だったせいもあるが。
また、最大の課題として、ロボットの複雑な変身をもっとゆっくりと見せてほしかった。
うーん、早くDVDのスロー再生で確認したい。
って思わせるように、購買意欲を煽るためのドリームワークスの戦略かもしれん。見事にはめられているぜ、俺。
しかし、これも評判どおりだが、人間ドラマの部分はどうでもよろしい。
DT男のラブストーリーなぞ、ロボットに踏み潰されちまえ、と思って観ていたのは俺だけではあるまい。
まあ、チンチンのトランスフォームが男子の成長物語のメタファーである、という解釈はうがちすぎだろう。それもどうでもよい。
とにかく、ロボットのアクションである。
もともと本編が長いので、ロボットのシーンだけをつないだバージョンが公開されれば、もう一度観たい気がする。
まあ、それだけだと、目が疲れるので、北極に超エネルギー体のキューブが落下したというムー系超古代史のエピソードをクッションとして挟んでくれればよい。
あと、DT男のカノジョが最初のうち、いろいろと意味も無くエロっぽいポーズをしてくれるシーンがあるので、それもまた繰り返し、インサートしてくれりゃありがたい。
そう、ロボット、超古代史、エロいネーチャン、これだけで構成されていれば、猛暑にはうってつけのご機嫌な映画なのである。
あ、そうだ。
エロいネーチャンのシーンでミステイクがあったの発見したよ。
ネーチャンがDT男の家に行く車の中ではシーパンはいてた。
けど、FBIみたいな奴らが家に強制捜査に入ってきた時、ネーチャンはミニスカだった。
けど、そいつらに連行されているパトカーの中だと、また、ジーパンになってた。
衣装係のミスか、編集の際に別のシーンのカットを代用して、衣装が違うのを見落としたか、いずれかだろう。
俺って観察力、鋭いな。
っていうより、ロボットの出てないシーンは、ネーチャンのケツばっか観てたんだろうな。
猛暑だからよっ。
帰りに、ヨドバシマルチメディア吉祥寺の五階へ。
「トランスフォーマー」のフィギュアをチェック。
メガトロンのブラックアウトが一つだけ残っていた。
冒頭、カタールのアメリカ軍基地を襲ったヘリのロボットである。
実はこれが一番のお気に入り。けど、2900円って高い。
おお、そうだ、先日、ポイントカードたっぷり貯まったんだっけ。
調べてもらったら余裕で2000円使える。ってな、わけで、900円だけ払い、
ブラックアウトをゲットしたのであったぜ。
とても素敵な夏休みでした、すっとこどっこい!
晩飯。冷汁ごはん。厚揚げ焼きネギソース。キューリとワカメのヌタ。
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