本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 8月22日(水)・2007
August 22, 2007 10:25 AM
八月になって急激に暑くなったせいなのか、
蝉が集中的に大量発生している、ような気がする。
善福寺公園に行くと、鳴き声が凄いの何のって、夕方になれば、さらに、ウシガエルとカラスも加わり、濃縮された田舎の状態である。
地面には、幼虫の抜け出てきた穴が至る所にあり、
木の枝には抜け殻が膨大にへばりついている。
この抜け殻の群れ、さながら「エイリアン2」のようで無気味。
死んだ親父から聞いたけど、
戦時中、ガキの頃、セミの抜け殻を食う友達がいたらしい。
オヤツ代わりにパクパクやっていたという。
親父も勧められて試してみた。
味のない干し海老のようで、塩をふった方がいいそうだ。
晩飯。厚揚げ焼き・ネギソース。モヤシ・キャベツ・生姜焼き。焼き茄子。
あっ、数時間後に、ホラー作家・飯野文彦センセーと、早川書房の編集・マイキーKさんがやってくる。最強最狂最凶のメンツだ。
仕事がらみで、俺の手料理を食いに来るのだ。
こっちは助っ人に、軍人ムラカミを傭兵に雇って迎え撃つ。
おっ、そろそろ、準備に掛からねば。
善福寺公園に行って、セミの抜け殻を採取せねば。
[ このエントリーのトラックバックURL]
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/7860
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/7860
(C)Ryuichi Kasumi Detective Story Agency All Rights Reserved.