本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 9月16日(日)・2007
September 16, 2007 2:52 PM
新聞で見たんだけど、
高校生たちの研究グループが耳垢を調査して、
日本人の二つのタイプ、縄文人と弥生人、の国内分布図を近々発表するらしい。
俺、今までよく知らなかったんだけど、
耳垢が湿っているのが縄文人のDNAで、
逆に、乾いているのが弥生人だそうだ。
ということは、俺は縄文人ということになる。
急速に興味が湧いてきたので、さらに調べてみたら、
縄文人の特色として、湿った耳垢の他に、次のような要素があるらしい。
鼻翼が大きい。
二重まぶた。
顔の凸凹が多い。
眉毛が濃い。
血液はB型(が多い。弥生人はA型が多い)。
闘争心が弱い。
俺、いずれも該当しているやんけ。
で、そもそも、この二種の民族ってどういう背景のものかといえば、
縄文人は南方アジア系の民族で、古来から日本に住み着いていた。
二千年くらい前に、北方アジアの民族が日本に渡来してきて、稲作文化を隆盛させる。
彼らが弥生人である。
弥生人は先住の縄文人を追いやり、日本のほとんどを支配するようになった。
よって、現代の日本人は、弥生人が八割、縄文人が二割くらいの比率で混血しているというのが人類学の定説だという。
要するに、縄文度の高い人は、敗北者のDNAが濃厚だという結論さね。
あーあ、わざわざ調べるんじゃなかった。
晩飯。茄子挽肉揚げ。キューリのサラダ。冷奴ミョーガのせ。
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