本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 10月21日(日)・2007
October 21, 2007 1:08 PM
秋日和の気持ちのよい日曜日。
なので、午前中、吉祥寺に。
冬支度の衣類の買い物。
長年着ていたジャンパーなどが、中学生の黒ズボンみたいにテカテカになり、ところどころ擦り切れているのだ。
勢い込んで出掛けるも、しょせん、ユニクロである。
それでも、軽くて暖かい理想的なものを、もちろんリーズナブルにゲット。よしよし。
よく、靴下が四足か五足くらい束になって安売りしているけど、
異なる色や柄を集めてワンセット、というのが気に食わん。
俺が欲しいのは、黒ばっかりの五足の束。ま、紺色でもよいけど。
なぜかといえば、
片方だけ穴が開いて使えなくなっても、
残りの片方を、別の片方とペアに出来て、便利じゃん。
きっと、同じことを考える人が多くて、
企業はそこんとこ見越して、わざと色違いで束にしてるのだろう。
セコいぜ、お互いに、な。
夜、NHK教育で、「日本のSF50年」と題した一時間半の特番をやっていた。
テレビ映像や漫画の黎明期への、SF作家の貢献度を多角的なアングルから紹介。
貴重な八ミリ・フィルムや当時者のインタビューなど見ごたえがある。
おかしかったのは、
SF作家クラブのメンバーが若かった頃の数々のエピソード。
原子力発電所の見学に行った際、
そこのガイド役が、
「何をご覧になりたいですか?」
の問いに、星新一が、
「原子」
また、帰り際にメンバー全員がガイガーカウンターのチェックを体験したら、
なぜか、筒井康隆だけ、音が出て反応したという。
「あの時以来、傑作が書けるようになったっけ」
とのコメント。
俺もあびたいなぁ。
晩飯。夜寒くなってきたので、家内が辛目の赤いシチューを作る。ワカメのサラダ。冷奴。
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