本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
暖冬ということもあって、ようやく、庭の日除けを外した。
脚立にのって作業していると、番犬ハチ君はやたらと狭いところを右往左往する。
手伝っているつもりらしい。
つくづく働きマンの体質なのであった。
日除けをとると、さーっと陽光が射し込み、庭が明るくなった。
作業後、ハチ君は俺のはめていた軍手を狙っている。
仕事の報酬を要求しているのだろう。まだ新しいので、やらん。
すると、食いついて引っ張るので、そのまま遊んでやったら、満足したようだ、ふーっ。
犬の話題。インドでとんでもないことがあって、仰天したよ。
三十三歳のインド人男性がなんと犬と結婚した!
し、しかも、呪いを解くためだという。
この男、若い頃、交尾中の犬二匹を撲殺して、木に吊るしたらしい。
ゆ、許せん! 天誅くだれ!!
で、その後、脳卒中やら、手足が不自由になるやら、片耳が聞こえなくなるなど、体にさまざまな障害が発症した。
ははは、ざまーみろ。そのまま、苦しんで、すぐ死なないで、ずーっと痛いまま長生きして、殺しても死なない体になって、永遠にのたうちまわってやがれ!
その男は、占い師にみてもらったら、
「これは犬のたたり。呪いを解くためには、雌犬と結婚すべし」
というお告げをもらった。
それで、親戚たちは花嫁候補!を探し回り、これぞという野良犬!を見つけ、
男は挙式をあげたのであった。
ど、どんな結婚生活を送るというんだっ。
これって、動物虐待の上に、さらに虐待を重ねているとしか考えられないんだけど。
おいっ、インド、これでいいのか!?
しかも、前例として、四歳の幼女が雄犬と結婚したことがあるらしい。
さらに、さらに、
インドでは「動物婚」がたびたび行われているという。
それも相手は犬に限らない。
最近では、幼女とヘビとの結婚が報告されているらしい。
きっと、インドでは、狗神とか蛇少女とか、路上でオカルトがゴロゴロしているのだろう。
さすが、仏教発祥の地である。
晩飯。タンメン風鍋。仕上げは、ちびまるこちゃんのパッケージの鍋専用の麺で、しっかりタンメンを食う。カボチャのサラダ。
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