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■ 11月22日(木)・2007
November 22, 2007 11:42 AM


 推理作家協会の会報に掲載していただく原稿をしたためる。
先日の「ミステリーカレッジ」における「OK講堂の決闘」の模様だ。
当日、興奮していたせいで、締め切りと枚数をメモするのを忘れ、失念してしまった。
なので、編集を担当されている評論家・西上心太さんに問い合わせて、教えていただいた。
その日(20日)が締め切りだったので、ちょいと注意と指導を受ける。
で、執行猶予をもらい、急いでしたためたというわけ。
せっかくなので、何かギミックをと思い、
文中に出来る限りたくさんの西部劇のタイトルを無理矢理に仕込んでみた。
いったい、幾つ隠されているか、当てた人は偉い!


 そうそう、「OK講堂」では早撃ちの余興を披露したんだっけ。
で、折りしも、その日の某スポーツ紙には、こんな事件が報道されていた。
「早撃ちマック逮捕!」
大阪市で十九歳の男が強制猥褻の容疑で逮捕された。
この男の犯行とは、後ろから女性の髪を掴み、自分のイチモツをしごいて、精液をかけて逃走するというもの。十件近くもの被害が出ていたらしい。
その手口があまりに素早いので、「早撃ちマック」と警察は名付けていた。
被害者が振り向かされた時には、既に発射されていたことがあるくらい、猛烈に早かったという証言も。
しかし、マック、何が嬉しくてそんなことしてたんだろう。
いろいろと尋ねてみたいと思うのは俺だけではあるまい。
あ、この記事のこと協会報にも書きかけたけど、やっぱり削除した。
だってさ、「OK講堂」の主催者は逢坂剛先生ですよ。
その原稿に、大阪の早撃ちマック、なんて書けませんよ。


 新聞の折込みチラシを見たら、大きく「空気清浄機完備」と。
何事かと思ったら、パチンコ屋の広告。
よけいに呼吸が苦しくなるような感じがした。


 晩飯。紅鍋。トーバンジャンの辛さで汗が出るくらい暖まる。



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