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■ 11月23日(金)・2007
November 23, 2007 11:18 AM


 勤労感謝の日、ということで、日本映画専門チャンネルは、
「日本一のホラ吹き男」でサラリーマン、
「県庁の星」で公務員、
「女が階段を上る時」で水商売、
それぞれにエールを送りながら、
格差社会という現実に目覚めさせるがごとく、
黒澤明の「どん底」を容赦なく突きつけてくるのだった。


 駅前でフリーペーパーを配布していたのでもらう。
パチンコ専門の冊子であった。
なるほど、こういうものが出回るようになっていたのか。
当然、誌面には記事があり、エッセーなども掲載されている。
どんな人が書いているのかと思ったら、
初代「いいとも青年隊」の久保田篤が執筆。
プロフィールによると、この人、俳優とパチプロの二足わらじだという。
そうだったのか。
野々村真=恐妻家、羽賀健二=犯罪者、久保田篤=パチプロ、
人生いろいろ、生きてていいとも、いいとも青年隊!


 気まぐれに、荻窪に赴く。久しぶりである。
ブックオフを覗いた後、ツタヤを見つけたので入ってみた。
品揃えはDVDばっかし。それも同じものが幾つもあるし。
俺が観たいのは、たいてい、ビデオ版のみという作品なのだ。
この店には用は無い。すぐに出てきてしまった。
かつて名画座でも、つい最近の映画ばかりを上映する館と、
昔のレアものとかマイナーなアクションなどを特集してくれるところと分かれていたけど、
いつのまにか、レンタルショップもそうした二分化が進んでいたようだ。
どうせなら、新宿ローヤル、武蔵野推理劇場、飯田橋ギンレイホール、高田馬場パール座なんて館名を
レンタル屋が引き継ぐのもムーディで嬉しいのだが。


 晩飯。鳥の水炊き。最後にちびまるこちゃん印の鍋用ラーメンを投入。



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