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■ 11月27日(火)・2007
November 27, 2007 11:11 AM


 スーパー「ホームピック」に番犬ハチ君の御飯を買いに行く。
火曜日はドッグフードの特売日なのだ。
年末から新年にかけて、買いだめしておかないと、って同じことを考える人が多いので、早めに手を打ったわけさ。
と、思ってたら、家内も吉祥寺で買ってきていたよ。
ヨミは正しかった、と見ていいだろう。


 その「ホームピック」には、もうひとつの目的。
日曜大工コーナーが充実していて、木工用板を希望通りの寸法に切断して、売ってくれる。
で、購入した板で、何を作ったかといえば、書見用の台。
よく時代劇に出てくる、正座して読むための、斜めの立て札みたいなやつ、ではない。
凹を逆さにした形の、ごくシンプルな台である。
俺は執筆時に、必要な基本資料を収めたテーブルワゴンを、椅子のすぐ右脇に置くようにしている。
そのワゴンの上に、分厚い図鑑を広げて載せて、読むための台が欲しかったのである。
いやはや、出来上がってみると、かなり便利で、さっそく重宝しているというわけ。


テーブルワゴンは、普通なら食器やティーポットを置く家具だが、
俺にとってはあくまでも移動本棚なのである。
もうひとつ、本来の使用方法とは異なる秘密兵器(秘密にするほどのもんじゃないし、こうやって書いてるけど)、それは、写生用の画板。
ゲラの校正の際に重宝している。
画板にゲラを載せて、どこでも好きな場所で、赤ペンを入れるのだ。
場所を変えると、気分も変わり、作業がはかどる。
わざと、眠いのをガマンして、立ったまま校正したりすると、何かカッコいいし。


 とうとう、マクドナルドでも賞味期限偽装。
この手の問題はさらに次々と発覚し、エスカレートしそう。
でも、あんまりピリピリと神経質になりすぎるのも、ちょいと不安である。
日本独自の保存と発酵の食文化が取沙汰されなきゃいいけど。
だって、クサヤを漬け込む汁なんて、期限もへったくれもないでしょ。既に腐敗臭を発してるし。
あと、婆さんの代からのヌカ床とか。。
老舗のウナギ屋ご自慢、江戸時代からずっと入れっぱなしの注ぎ足しのタレ、あれなんか完全にアウトになっちゃうよ。


 晩飯。ピェンロー鍋。雑炊まですいすいと腹に収まってしまった。



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