このところ、故あって、モデルガンとガンベルトで、
早撃ちの特訓に励んでいる。
こいつがなかなか面白くて、つい夢中になる。
気が付くと、手が腱鞘炎っぽくなっている。
いかんいかん、まだ目前の原稿を書き終えていないのだ。
パソコンのキイボードの早打ちに切り替える。
追い込みの段階になると、ＢＧＭは
「続・夕陽のガンマン」サントラをエンドレスで、♪アエアエヤー！

　民主党・小沢代表の辞任表明、及び、その撤回は、
要するに、党員らの忠誠心を確かめたかっただけだろう。
ふと、思い出したけど、
ワセダミステリ時代、俺とホラー作家・飯野文彦の師匠である、同人誌作家・玉井次郎先生がその手のお戯れをよくなされていたっけ。
なんせ、自分のことを神とかＧＯＤとか呼ばせ、
ちゃんと俺と飯野も素直にそうお呼びして、だんだんクラブ全体にも浸透して、
玉井先生すこぶるご満足されておられたものである。

　その癖は、中学時代からあったらしい。
近々転校するという噂を広め、
友人たちが寂しがったり、記念の品をプレゼントしたりするのをチェックし、
クラスメイトの誰が忠誠心あるか調べていたという。

さらにテレビ局を試したこともあった。
日テレのスーパージョッキーで奇人変人のコーナーがあって、
すごい技を披露すると、白いギターがもらえる。
玉井先生、それに応募した。
葉書にはこう記した、「私はコーラを飲むと、口から火を吹けます」。
数日後、日テレから電話があり、「そんなすごいことが出来るんですか？」と問われ、
先生「そんなこと出来るわけないじゃん」ときっぱり答えたという。
「あいつらバカだよなー、はははは」と楽しそうに思い出を語ってくださったのであった。

　小沢代表、人気を回復するには、
やはり、コーラを飲んで口から火を吹くしかない。
すごく見たいぞ！

　晩飯。鳥つくね鍋・醤油味、仕上げはウドン。