本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 4月22日(火)・2008
April 22, 2008 11:51 AM
(昨日のつづきだよーん!)
というわけで、予告通り、
およそ三十年前の作品の中から、
DTな俺が書いたエロシーン(と自分では思っていた)を抜き出してみるからな。
ああ、羞恥プレイの快感。
件のデイリースポーツに掲載された短編「ある推理作家の悲劇」の一節だ。
<・・・いきなり彼は顔をあげ、上体を起こすと、
勢いをつけて彼女の上に重なった。
同時に彼のモノが彼女の中心部を貫いた。
電光石火のストレートパンチに、
彼女は眉間に小皺をよせ「うっ」とうめいた。
彼は一気に猛攻を仕掛けた。
フック、ジャブ、ストレートを次々に放った。
計算し尽された攻撃である。
彼女の体をすべて知り尽くして初めて可能となる作戦であった。
彼女は彼の広い背中に爪を立て、激しく上下する腰に足を巻きつけ乱れ狂っていた。
目には涙さえ浮かべ歓喜の絶叫と共に彼女は体を弓なりに伸ばして果てた。
彼もフィニッシュブローを決め、果てた・・・・・・>
つくづく、DTのこじれた妄想とはスモーキーである。
いったい、当時、俺は、SEXとはいかなるものと考えていたのだろう?
ジャブ、フックってどうやるんだ?
おそらく、自分なりにイメージはあったのだろう。
追想するのが恐ろしいよ。
しかも、SEX描写で、「電光石火」とか「作戦」って表現は何なんだよ?
DTの暴走するエネルギーは、
発電所のタービンくらい軽く回せそうだ。逆回転にね。
夜は、「戎」北口店で一杯。
かなり客の入りがあったのだろう。串焼きモノがあまり残っていなかった。
角煮ダイコンで生ビールが美味し。
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