本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 5月10日(土)・2008
May 10, 2008 10:54 AM
バースデイが近付いてきたので、家内がお小遣いをくれた。
毎年、恒例のプレゼント・マネーである。
さて、今年は、何を買おうかな。あれこれ、迷う楽しさ。
昨年は、DVDを何本か買ったんだよな。
レンタルで観賞して以来、欲しくて仕方なかったサミュエル・フラー監督作品とか。
「ショック集団」
精神病院で起きた殺人事件の謎を追究して、スクープを狙うために、
新聞記者が、患者を装い、入院して、
調査を進めるものの、
周囲から伝染したのか?ミイラ取りがミイラのごとく、
自分も真性のキチガイになってまう、
号泣する準備のできる間もない傑作。
カンドーのあまり、思わず、自分にハッピー・バースデイ!
うーん、今年は、一日中、映画館をはしごして、
三本くらい見倒してみるのも一興かもしれんな。
ならば、
「実録・連合赤軍」
「ランボー 最後の戦場」
「靖国」
といった三本立てあたりが、
満足度が高くて、腹持ちがよさそう。
さて、ホント、どうしようか?
折角のお小遣い、有効に使わねば。しばらく、楽しく悩んでいよう。
あっさり、飲んじゃったりして。
船場吉兆の残り物の使いまわしの件。
その使いまわしの九品目の中に、アユの踊り揚げ、というのがあった。
これ、踊り食いと同じように、
生きたまんまのアユを揚げたやつだろ。
使いまわす際には、もう一度、揚げたという。
けど、それ、生きたアユじゃないよな。
死んだアユを躍らせてる。
あれじゃん、死体にカンカンノウ踊りさせる落語の「らくだ」。
アユのらくだ揚げ、って名物にして再起だ、吉兆、ささやき女将!
晩飯。ヒラメのアラの酒蒸し、及び、煮付け、いずれも踊ってない。アジの叩き、やはり踊ってない。キューリとミョーガの酢の物、踊ったら気味悪い。
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