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■ 5月12日(月)・2008
May 12, 2008 11:09 AM


 新作長編のプロットを固めるために、
あれこれ資料を調べたり、
外に取材・ロケハンに行ったり、なんやかんやと忙しい。
突貫工事はまだまだ続く。


 仕事に疲れた身と心を癒してくれるのは、
昨日、楽天ショップから到着したばかりの快楽亭ブラック師匠のニューリリース
「カルト落語アワー 恐怖奇形人間」
このCDを繰り返し拝聴する。


日本映画ツウのブラック師匠、まくらでいろいろと怪作珍作のウンチクを傾けてくれて、
頬や横隔膜を痙攣させてくれる。
現在では、すっかり高年齢層国民的ドラマの地位を不動にしている「水戸黄門」だが、
昔、月形龍之介が黄門様を演じていた頃の映画は、
B級、C級というか、
ゲテモノ映画だったらしい。


なんせ、たとえば、
イエティ(雪男)みたいな猿人と黄門様が対決する
「水戸黄門漫遊記 怪力類人猿」
を筆頭に、
「水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞」とか「水戸黄門漫遊記 人喰い狒々」とか。
もはや、ハマープロが歓喜しそうなホラー映画だったのだ。


それにしても、
雪男や化猫やオランウータンに、
あの印籠は効力を発揮したのだろうか?
激しく気になるのは俺だけではあるまい。


 晩飯。厚揚げ焼き・ネギソース。ホウレン草のおひたし。冷蔵庫に大切に取っておいたヒラメのアラの煮付けの残り、日本酒が美味し。



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