楳図かずおの名作「赤んぼう少女」が映画化されるという。
懐かしいなぁ。あのマンガ、小学校の時、うちのクラスで凄い人気で、
みんなで回し読みしてたもんな。
マジで怖いって思った、最初のホラー体験だった。

赤ん坊のまんま成長できない少女・タマミが、
自分の醜さを呪って、
美しい姉にあの手この手で襲い掛かるといった物語。

ふと、今になって思ったけど、
ずっと赤ん坊の姿のままって、カワイイはずだよな。
ほら、犬や猫、あるいは牛や馬でも、赤ちゃん時、
むちゃくちゃ可愛くって、
ずっとこのままだったらなぁ、なんてよく言ってるじゃん。

そこんとこを覆して、
赤ん坊のままの少女を醜くするあたりが、
やはり、楳図かずお大先生の凄さなのだろう。
改めて感服してしまったよ。

タマミの両親役が、野口五郎と浅野温子、
このキャスティングもなかなかスモーキーでいいね。

ついでに、野口五郎に主題歌を歌わせちゃえばいいのに。
昔のシングルでいいのがあったよ、
「女になって出直せよ」
カッコいいじゃんか。
実際にサビ部分の歌詞も、
♪バイバイ、ベイビー、バイバイ、女になって出直せーよー・・・だし。

映画タイトルを副題に付けて、シングルＣＤで再リリース、
野口五郎「女になって出直せよ～赤んぼう少女～」

　晩飯。焼き鳥風チキンソテー・三つ葉ソース。ブロッコリーマヨ。冷やしトマト。