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■ 5月6日(火)・2008
May 6, 2008 10:49 AM


 昼間、散歩していたら、
ふと、向こうから走ってきた自転車を見て、驚いた。
ホラー作家・飯野文彦!
甲府からサイクリングしてきたのか!?
先月会った時より白髪が多い。数日に及ぶ過酷な自転車旅のせいか?
いや、よく、見たら、
飯野文彦そっくりの、中年のオバサンだった。
そういう人っているんだ、と二度びっくり。
しかも、自転車を停めると、古本屋に入っていて、三度目のびっくり。
これで、ホラー文庫でも買ってたら、四度びっくり、いや、もはやホラーの領域だ。
怪奇!イイノおばさん!


 テレビを見てたら、「昭和の美男美女俳優ベスト20」といった番組をやっていた。
で、美男俳優の1位に輝いたのが、赤木圭一郎。
俺は「霧笛が俺を呼んでいる」しか観たことがないので、
そうかぁ、というくらいの感想であった。


まあ、簡単なプロフィールなら、映画関係の文献で知っているけどね。
撮影所で休憩中にゴーカートを走らせていた時、ハンドルを切り損ねて事故死。
21歳の若さだった。


その時、一緒に遊んでいたのが、かまやつひろし(ムッシュかまやつ)と長門裕之で、
確か、ゴーカートはかまやつが購入した輸入品だった。
かまやつはザ・スパイダースのメンバーで、
ヒット曲に「あの時、君は若かった」。意味深なタイトルだ。
しかし、長門裕之の主演作「人間魚雷出撃す」は何ら因果は無い、と申し添えておこう。
そこらへんあたり調べて、書いている今、
これ、見つけて驚いたよ。
明日、5月8日は、赤木圭一郎の誕生日であった。
そういうものなのである。
赤木さん、いろいろ失礼書いて、ゴメンナイサイ。
仕事なもので(←どこが、だ!)。


 町内の模型屋さんの前で、暇そうなオッサンの店員と客が立ち話。
断片的に聞こえてきた話が、
「・・・アル中で病院に入っていた奴がさ、自衛隊に入ってさ、銃撃つ時、大変らしいんだ・・・」
平和な昼下がり、我が国の防衛問題が軽くリアルに語られている。
背景には、戦車や戦闘機のプラモデル、絵になるシーンだ。


 晩飯。麻婆ビーフン。冷奴。ブロコッリーのボイルサラダ。暑かったので、ビールに合うメニューをあつらえてもらう。



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