ニュース番組のテロップを見て、
「伊藤ハム」の社員がしゃべっている、
と思ったけど、よく見たら、
「伊藤公」という名前の人だった。
肩書きが、オリンピック評論家。
へぇー、そんな職業が世の中にあったんか。
いまに、「このオリンピックがすごい！２０＊＊年度版」が刊行されるのか。
いろいろと中身の濃いテロップだと一方的に感心した。

　奇しくも、どこか似たような報道が重なった。以下の三件。
大阪の神社で、露天商が、屋台のジュース販売で、
１４歳の少女をバイトに雇い、夜から翌日の深夜まで、
ほとんど休憩なく、３９時間ぶっ続けで働かせていた。
食事は売れ残りのタコ焼きのみ。タコ部屋。

福島、宮城、青森では、
東芝の下請け会社が、原発の放射線管理区内で、
１８歳未満のアルバイトを働かせていた。
高校生に原発を託すなんて・・・。
身長が伸びたのは、育ち盛りのせいばかりじゃない？

アメリカのユタ州では、
１０歳の姉と、８歳の弟が、
レモネードの屋台を開店していた。
病気の飼い猫の手術費を得るためだと、
父親がインタビューに答えた。
インタビューよりも、父親、あんた、どうにかしてやんなよ！

これらの報道に接し、
俺、一生懸命、働こうと思い、
ほぼ一日中、蟄居して、労働に励んだよ。

　晩飯。ジャーマンポテト。冷やしトマト。ゆでたブロッコリー。