酔狂に猛走する、ユーモア本格ミステリの傾き者、推理作家・霞流一の公式サイト、「探偵小説事務所」へようこそ!



■ 7月17日(木)・2008
July 17, 2008 11:32 AM


 バラエティ番組を見てて、
ウエンツ瑛士のトークに笑った。
ガキの頃、ウエンツ瑛士は野球クラブに入っていた。
でも、すげえ下手クソで、レギュラーになれない。
試合に出れない。
それでも、監督の命令で、ベンチ入りさせられていた。


なんでかというと、
助っ人外人選手が控えている、と相手チームに動揺を与える心理作戦のため。
時々、ベンチから出て、素振りをさせられた。
すると、相手チームは緊張し、時にエラーなどをしたらしい。
秘密兵器として恐れられていたわけだが、
一度も打席に立つことはなく、秘密のまま終わった。


 大リーグの野茂英雄が引退を表明した。
本当にお疲れ様でした。ゆっくりと休養してください。
俺、ドジャース時代の野茂グッズの一つ、野球帽を持ってる。
今夏はこれをかぶって、栄光を讃えるとしよう。


野茂のトルネード投法って、
近鉄時代に一般公募でネーミングされたんだね。
今回、初めて知ったよ。
この名前を付けた人、偉い。
先見の明さえあったと思う。


だって、後に、野茂は大リーグに行くわけだよ。
世界でもっとも竜巻の多い国ってアメリカじゃん。
調べてみたら、
毎年、1000もの竜巻が起こり、多くの死傷者を出している。
そんな国で、
野茂が活躍を見せ、実績を積み重ねると、
トルネード投法って名前だけで、相手に与える心理的効果は大きい。
年に1000も竜巻が起きてるんだから、
打者の中には、災害の経験者、また、親類が死傷した選手など、たくさんいたはずだ。


そう、日本に置き換えたら、
たとえば、「大震災投法」ってピッチングフォームの外人投手がいるようなものだろう。
しかし、それ、どんな投げ方なのか、激しく気になる。


 夜は「戎」北口店で一杯。九時過ぎには枝豆は売り切れていた、残念。



 [ このエントリーのトラックバックURL]
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/6910