本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
テレビをつけたら、
北京五輪の中継、どこかの外国チームがサッカーやってた、
ロングショットの映像だと、グリーンが綺麗で心地よい。
五分ほど見てから、
NHKの天気予報に切り替える。
で、また、別のチャンネルに。
そしたら、サッカー選手たちが何やら、興奮して、棒っきれを持ってる!
やった、乱闘!
聖なるオリンピックで!
と胸を躍らせたら、
ホッケーの中継だった。
同じようなグリーンのフィールドだから、ややっこしいよん。
っていうか、俺の観戦の仕方が問題なのだろう、はい。
ゴダール見、というのがある。
ゴダールって、映画監督の、あのジャン・リュック・ゴダールね。
ゴダールは、映画館に入ると、しばらく観賞し、
あきると、さっさと出て、別の映画館に行く。
で、また、しばらく観て、また、別の映画館へ。
こうしたハシゴをよくやったらしい。
テキトーなタイミングで観るので、どの映画も途中から、部分的にしか観てない。
(よほど気に入ったものがあれば、後日、頭からケツまでちゃんと観るらしい)
で、その日に見た十数本分の断片的なシーンが、頭の中でつながり、
テキトーな俺ジナルな一本の作品になっているという。
これが、ゴダールの楽しみ方だったらしい。
で、俺は、スポーツを頭から尻尾まで、ずーっと観戦するのが、なぜか苦手。
北京五輪も上記の通り、実に、テキトーな見方。
それを正当化し権威付けするために、
ゴダールを引用したんだよーん。(別にゴダールのファンでもないのに)
俺の脳内の北京五輪は、
ごちゃごちゃしてて、さながら、異種格闘技の様相。
そして、報道で真実を知り、そのギャップを楽しむのであった。
がんばれ、ニッポン!
晩飯。豚バラ肉の梅酒焼き=豚バラをフライパンで炒め、塩・コショーを振った後、梅酒・醤油・トーバンジャン・おろしショーガをテキトーに入れて、よくからめるようにして、さらに炒め、出来上がり。実験成功、すげえ、美味かった、おススメ。
冷やしタヌキ豆腐・温泉卵添え。枝豆。冷やしトマト(オリーブオイル、にんにく醤油、塩)。
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