本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
あっというまに3日間の夏季休暇が終わり、
仕事に戻る。新作「ロング・ドッグ・バイ」(理論社)の原稿、せっせと修正。
早く編集さんにお渡ししなければ。
休み中は、家にこもり、笑いを求める日々。
まずは、鉄板で笑いたいってことで、
崇拝する川島雄三監督の「しとやかな獣」と「雁の寺」、
豪華すぎるDVD二本立て興行。もはや、犯罪だね。
今まで何べん観たことだろう。死ぬまで何べんも観るだろう。
それにしても、両作の主演・若尾文子って、なんてエッチなんだろ。
黒川紀章が死ぬわけだ。
でも、休み中に最も繰り返し見たのは、
録画しておいた「あらびき団」(TBS・水曜深夜)。
最近の笑芸番組はコレに限る。(わっ、今夜はオンエア無いよ、北京五輪のバカっ)
とにかく、どんな非常手段を用いても笑わせようとする、
パフォーマーたちの捨て身の芸(もはや芸と呼べないものも多)には頭が下がる、というか割れる。
中でも、大フェイバリットは、メタボ芸人の「ふとっちょ☆カウボーイ」。
バズーカ級のくだらなさに、腹が痛くて、うっかり詰め腹してたかと錯覚しちまったよ。
「あらびき団・公式パンフレット」(こんな本も買っちまった俺)によると、
ここ数年、メタボ系の芸人は急増しているが、
この人の体型は、
手足が長くて腹だけ出ている「アメリカンポリスタイプ」で、
デブ芸人の理想フォルムである、
とパパイヤ鈴木のコメント。ほんと、どうでもいい。
とにかく、メルトダウンなしょうもない笑い、
是非とも、人生に苦悩してる方、樹海に入る前に見てほしい。
生きててもいいんだ、と思う、
あるいは、その場で首くくるか、どっちかだから。
おっ、メタボ芸人のこと書いてたら、
究極のメタボ芸人のお相撲さん、
それもロシア人の力士の大麻事件だって。
む、これは明日、追及するとしよう。
晩飯。ナスの紹興酒炒め。カツオ刺身。もろきゅう。
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