本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
ああ、仕事、仕事、仕事・・・
新作「ロング・ドッグ・バイ」、修正原稿、絶賛執筆中!
ボルト(ジャマイカ)なスピードで、四分の一まで疾走。
北京五輪が閉幕するまでには、仕上げようと誓うのだった。
世界は五輪ムードむんむんだけど、
国内でも、グローバルなスポーツの話題沸騰だね。
もちろん、あの報道、
ロシア人の幕内力士、若ノ鵬が大麻所持で逮捕。
日頃から、挙動不審が目撃されていたという。
稽古場では、いつも、へらへらと笑う、薄気味悪い態度。
そして、
昨年の夏、横綱・白鵬とのぶつかり稽古の最中、
突然、
「うんこ漏れた」
と奇怪なことを口走り、稽古を打ち切り、去っていったという。
ちなみに、まわしから漏れてる様子は無かったようだ、
もう一年も前に、こんだけ怪しかったのに、放置されていたのは、
やはり、
ロシア人って、こんなもんだろう、
という無知と偏見のせいだろう。
外国人に慣れていない、単一民族国家の日本の死角を突かれたのだ。
殊に、相撲は国技、長年の鎖国的状況が災いしたのである。
ああ、
「土俵」がまるで今回の事件背景のメタファーのようだ。
これを機に意識改革に努めなければ、
またもや、外国人力士の犯罪を見逃してしまうだろう。
グローバルに視野を広げねばならない。
狭い国家的了見を捨てるのだ。
旧弊たる日本の象徴である土俵、
この残像が、意識下に土俵的な狭量をもたらしているのかもしれない。
ならば、
いっそのこと、思い切ってルールを改革し、
「土俵から出ても負けにはならない」、としよう。
また、こうした新たな試みの失敗を恐れないよう、
「転んでも負けにならない」、とルール変更。
そう、これからの相撲はグローバルな広いスピリット、
土俵を出ても、転倒してもOKとし、
勝負はそれからだ(←どこまでだ)。
晩飯。ゴーヤーチャンプル。トマトのサラダ。枝豆。
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