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■ 8月22日(金)・2008
August 22, 2008 10:36 AM


 星野ジャパン、無念なり。
よりによって、イ・スンヨプに止めを刺されるとは・・・。
戦犯は、めぐりめぐって、原監督ということか?
それにしても、
これって、考えようによっては、
何だか、日本の国会みたいな、ねじれ現象、
しかも二重三重のメビウス状態だ。


日本の巨人軍が韓国から獲得したイ・スンヨプ選手が、
五輪限定で、韓国チームの一員となり、
日本チームとの対戦で勝利に貢献し、
韓国国民を歓喜させ、韓国に凱旋帰国し、
それから、すぐまた、
日本に戻り、巨人でプレイし、
あわよくばリーグ優勝して、日本シリースで日本一に輝き、そのあと、
アジア・リーグに日本選抜チームの一員として参加し、
韓国との対戦で勝利に貢献する、
かもしれない、
って、もう何がなんだか、お前は、球界のゾルゲか?


そして、
何よりも、イ・スンヨプ、
この半年あまりの打撃不振は、
日本チームを欺き、油断させるための演技であり、
それはすべて、この五輪での一振り、
決定打となるホームランのためだったに違いない。


さながら、
赤穂浪士の大石内蔵助が、京都の廓で遊び呆け、
「大石ではなく軽石だ」と吉良側を油断させておいて、
見事に、討ち入りを決めた策略を髣髴とさせる。


いや、これは偶然ではないのだ。
イ・スンヨプは日本で忠臣蔵に接し、そこから学んだに違いない。
彼が、韓国時代に所属したチームは「三星ライオンズ」。
また、五輪の日本チームを率いるのは、もちろん星野仙一。
「仮名手本忠臣蔵」で大石内蔵助役の名は、大星由良之助。
いずれも、「星」が付く。
イ・スンヨプは忠臣蔵に運命を感じたに違いない。


さらに、宿敵・星野仙一は現役時代、巨人キラーと呼ばれた。
そう、キラー、吉良である。
ちなみに、アニメ「わんわん忠臣蔵」で、大石役のワンちゃんの名前はロック、
吉良役の名前は、キラー、
だから、これでいいのだ。
しかも、韓国は犬を食べるし(←許さん!)。


そして、何よりも決定的な証拠として、
韓国の旗を見てみるがよい。
真ん中に描かれているのは、二つ巴の模様である。
そう、大石内蔵助の家紋なのであった。


 晩飯。厚揚げ焼き・ネギソース。ポテトサラダ。生カブの海苔佃煮とワサビあえ。



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