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■ 8月4日(月)・2008
August 4, 2008 10:27 AM


 日差しの弱いうちに買い物を済ませようと、
午前中、自転車こいで出掛ける。
それでも、もう既にお陽さまギラギラ、
アスファルトはムンムンで、
暑いのなんのって。


そんな猛暑の中、
近所で、家の取り壊し作業が行われていた。
どうやら、建て替えのようだ。
現場の皆さん、
こんな時期に仕事を引き受け、本当にご苦労さん。
たっぷり、夏季特別手当をせしめちゃてね。


しかし、ここの家主、
どうして、こんな夏の盛りに、建て替え工事なんか発注したのだろう?
と、考えるのが、
俺ら(君も、あんたも、おまえも)、下層階級の証し。


そうか、
ここの家主の皆様は、夏季は、別荘で涼しくお過ごしなされてるのだ。
だから、
ちょうど、建て替えにはグッドタイミングってわけ。
この事実に、気付いた瞬間、
格差社会を実感させられた、哀愁の謎解きであった。


 暑い折には、
逆効果のショック療法的な涼み方があるかも、と考えた。
現状より、もっともっと暑そうなシーンが満載の映画をチラ見したら、
ああ、こいつらよりはマシだと幸せを感じるだろう、って、
手元のDVDや、録画したビデオをセレクトしてみる。


「タワーリング・インフェルノ」
「バック・ドラフト」
「炎の少女チャーリー」
「シコふんじゃった」
「スポンティニアス・コンバッション(人体発火)」


と、まあ、わりとあるもんだなぁと思ったけど、
これらを見るまでもなく、


「タンクローリー炎上、首都高速、復旧の目途経たず」
という報道に接し、
すごすごと仕事に戻った。


 晩飯。厚揚げ焼き・ネギソース(刻みネギ、三杯酢、めんつゆ、おろしショーが)。
枝豆。焼き茄子。



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