本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 9月14日(日)・2008
September 14, 2008 11:06 AM
というわけで、
アルコールを抜きながら、
まったりとした休日を過ごしたわけである。
テレビ東京で、
ちょいと個性強すぎなローカル駅の特集をやっていた。
テツの俺は、ついつい見入ってしまう。
中でも、すこぶる気に入ったのは、
海岸沿いを走る南リアス線の三陸駅。
ホームで、サンマを焼いて、
ほんのわずかな停車中に、販売するのである。
つまり、出来立ての駅弁のようなもの。
しかも、ちょうど列車が到着した時、
アツアツのサンマが焼きあがっていなければならない。
生焼けにならず、焦げすぎず、
その絶妙のタイミングを狙う。
それも炭火なので加減が難しいのだ。
で、いざ、販売の段になれば、
窓からサンマとお金のやりとりをごく数分でこなさねばならない。
かなりのジタバタが展開されてたけど、
いやはや、列車内で焼きたてのサンマ、すげえ美味そうでありましたわい。
東北方面の或る駅(名を失念)のホームで、
俺は、つきたての餅を食ったことがある。
これは、無料で、駅のサービス。
大根おろしや、アンコや、キナコなど数種の餅がテーブルに並び、
自由にとって食べる。
停車時間、三分だったな。
その間に、二種くらい食べたっけ。
ふと、振り向いて、ギョッとしたよ。
同じ列車にいたお年寄りの団体客がノタノタと、食べに来てる。
餅だよ。停車時間3分だよ。
正月恒例のニュースが、
前倒しで同時多発するんじゃないか、不安と期待で見てたっけ。
晩飯。酔い覚めの胃腸のために、シチューをあつらえてもらう。豆腐のサラダ。
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