本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
しっかりと、大相撲・秋場所が開催されているようだけど、
全国の相撲ファンの心境はいかがなものか。
まったくの部外者の俺だが、
いささか気になるところではある。
殊に、皇室。
愛子さまのご心境が気がかりだ。
以前にも、国技館へ御両親(皇太子ご夫妻)とともに赴き、ご観戦なされたほどの、大のお相撲好きであられる。
今回のロシア人力士による大麻事件をどう感じておられるのか?
いや、宮内庁が御心を傷つけてはなるまいと、
情報をリフォームして、お聞かせしている可能性はありうる。
たとえば。
大麻という名称は、ドラッグの他に、
それとは全くの真逆のごとき、
神聖なるものを指す。
伊勢神宮の頒布している御札、これが
「大麻(たいま)」という名称なのだ。
ホント、まったくの事実である。調べてごらん。
伊勢神宮といえば、皇室の御祖神であり、日本人の大御祖神。
また、相撲はもちろん国技で、そのルーツは神事であった。
そして、そして、
暦を見たら、おお、折りしも、
9月17日は、
「大麻暦頒布始祭」という神事。
これは、全国の崇敬者に来年度の大麻を頒布するに際して、頒布始めを奉告する祭祀だそうだ。
こうした背景から、
宮内庁は
ロシア人力士が解雇されたことを、
神に仕える身として選ばれた、という尊い話へとリフォームしたのだろう。
侍従の皆様、お優しい。
ロシアの主な宗教は、ギリシア正教の流れをくむロシア正教。
となると、当然、サンタクロースの存在は大きい。
そう、ロシア人力士の三人は、
サンタとして、伊勢神宮の御札「大麻」を全国に配る役目を担って、
土俵から姿を消したのだ、
という現代のファンタジーを宮内庁が必死に創作したことは想像に難くない。
力士はサンタの体型だし。
サンタのコートの色は、旧ソ連と同じく赤だし。
「三人の宅配の露国人、それで、
サンタクロース、なんちゃって」と
オヤジギャグまで飛ばす侍従の方々の作り笑いの顔が見えるようだ。
ホント、
お相撲さんたち、
もう二度と、皇室の方々を悲しませてはいけないよ!
晩飯。エリンギ焼き、カボスと醤油で食らう、秋の味。マグロブツ。ニンジン千切りのペペロンチーノ。冷奴・タマネギソースかけ。
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