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■ 9月2日(火)・2008
September 2, 2008 10:54 AM


 政界も揺れてるけど、
角界にも激震が走ってるね。防災の日、確かに日本は揺れている。
またもや、ロシア人の力士、今度は二名が、大麻所持の疑い。
そのうち、一人は、北の湖理事長の部屋ときてる。
政界と同じくトップの大揺れだ。


件のロシア人力士は六本木あたりのクラブでヤクを入手。
売人は、周囲に気付かれないように、そっと、力士の袂にブツを入れてやった。
けれど、
力士は、懸賞受取りのクセが出て、
つい、手刀を三回きってしまった。
その光景が、店内の防犯カメラに写っていた、という。
ロシア人だけに、かえって、日本の風習に溶け込もうとする日頃の努力が、裏目に出たんだね。


このヤクの連鎖はさらに広がりそうだ。
両国コネクションというのか、
角界のドラッグルート、その闇世界でのみ通じ合う「隠語」も存在しているのだろう。


ちゃんこ番=売人
番付表=ブツのメニュー(純度が高い順に、横綱・大関・・・)
力水=覚醒剤
塩=コカイン
徳俵(巻いて使う形が語源)=大麻
取り組み=売買
立合い=値段交渉
物言い=値切り
まわし=ドラッグパーティー
角番=依存症
死に体=中毒症状
鉄砲=警察
ねこだまし=おとり捜査
もろだし=現行犯逮捕
喉輪=実刑


他にも、まだまだあるに違いない。
国技の神聖を取り戻すためにも、警察には厳しい捜査を期待するところである。


ニュース番組を見てたら、
今回のヤクの万延について、
日本相撲協会外部委員として、漫画家の「やくみつる」にコメントを求めていたのが、カンドー的にナイス!


 晩飯。焼き鳥風・チキンソテー。ゆでトウモロコシ。キューリとミョーガの酢の物。



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