本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
夕刻より、浅草木馬亭へ。
(つくばエクスプレス、初めて乗れて嬉しい、三駅区間だけど)
「トンデモ落語の会」を観賞。
立川談笑
瀧川鯉朝
三遊亭白鳥
立川談之助
快楽亭ブラック
(敬称略。多謝)
例によってのデンジャーかつフルーティー(ドリアン限定)なレギュラーメンバー。
うおおお、胸が高鳴るぜ。
そしてそして、なんとなんと、
「立川談笑、退会!」
との旨がチラシには銘打たれている。
この落語会での高座は最後なのだ。
「シシカバブ問答」「シャブ浜」「ゲロ指南」「ウンコ指南」
など数々の名演を披露してきた猛者のヒストリー。
このラストステージ、
何が何でも見に行かねば、
と気合フルスロットル+つくばエクスプレスで行ったわけさ。
思い起こせば、
初めて、この会を観に行ったのは、1996年。
おお、そうだ、天才ホラー作家・飯野文彦氏に連れて行ってもらったのだ。
(なぜか、こうも、俺の人生の節目節目に、このセンセーは登場してくる。
もしや、守護霊それも生霊のような存在なのかもしれん。心のお線香を絶やさないようにしとこ)
で、トンデモ落語会、あまりの衝撃に、限りなく中毒に近い病みつきになり、
以降、機会あるごとに足を運ぶようになった。
その間、
立川談笑は成長と進化を続け、、
2005年にめでたく真打昇進。
そして、今、
これからは、兄弟子の立川志の輔のような位置を目指すべく、
そのために、ダークなトンデモ落語会のレギュラーを降りる決心をしたらしい。
こちらとしては寂しい限りだが、
暖かく見送ろうじゃないか、そういう想いを胸に駆けつけたのさ。
会場は満員盛況、
座席の後ろにパイプ椅子を並べるほど。
異様な熱気に包まれている。
そこに、さらに、ジャーヨ(加油)な事実が判明。
当の立川談笑が楽屋入りしていない!
もしかしたら、来ない!
急遽、他のメンバー四名による大喜利(談笑への誹謗中傷)にプログラム変更、
その可能性がマジに濃厚。
会場が期待と暴動の匂いをたぎらせたまま、
開演する・・・。
(まだ長くなりそうなので、ここまで。つづきは明日、ね)
西荻に戻ると、「戎(えびす)」北口店で一杯。興奮なかなか覚めやらず。
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