ファーストドッグ、
そう、オバマ米大統領一家の飼い犬に、
ポルトガル・ウォーター・ドッグが決定した。

ダスキンみたいに毛むくじゃらの愛嬌たっぷりのワンコだ。
性格も温和で、子供たちのよき友になるだろう。
もともと、この犬種は、とても泳ぎが上手で、
海運業者や漁師たちが補助犬として重宝していたらしい。

たとえば、
うっかり、漁師さんが大切な道具を海中に落としたりしたら、
このワンコは潜って、取ってくるという、
とってもお利口な働きモノ。

そう、ホワイトハウスで外交会議などがあって、
うっかり、どこかの国の大臣が酔っ払って、
プールに落ちちゃっても、
このポルトガル・ウォーター・ドッグが
ちゃんと拾ってくれる。
オバマ大統領、何かのニュースを見て、
この犬種に決めたんだろう。親日家だね。

まだ、名前は決まっていない。
娘さんがネーミング案を出したのだが、
「悪すぎた」ので、まだ検討中
と読売新聞に記されていた。

どう「悪すぎた」のか激しく気になる。
どんな名前をつけようとしたんだろ？
親孝行の娘さんらしいから、
どこか外国の首脳の名前を付けようとしたのかもしれない。

「おすわり、サルコジ」
「お手、ブラウン」
「伏せ、メルケル」
「ちんちん、アソウ」

ああ、それにしても、
我が国の愛犬家たちの誰もが思ったのは、
日本にファーストドッグの慣習が無くてよかったなぁ、
ってことね。

支持率11.4％の首相の犬、
って、なんか、そのワンちゃんまで悪いみたいで可哀想じゃん。
それも、名前が「ハチ」なんて付けられてたら、
俺、平成の二二六事件、決起しちゃうね。
あ、昨日か、でも、今日は雪だし。

　晩飯。ブタバラ肉の常夜鍋。