■　3月30日(月)・2009

　ああ、俺のバカ！
油断してたら、ついうっかり、見てしまったじゃんかよっ、
ウェブでさ、予告編を、さ
映画「ＨＡＣＨＩ　約束の犬」のさ。
そう、噂の、
ハリウッド版・ハチ公物語だ。（日本では、８月８日公開だって）

主演のリチャード・ギアが、
「ＨＡＣＨＩ！」
と英語（？）で叫ぶのが、ちょいと違和感あって、笑えるんだけどさ、
でも、なんせ、どうやったって、中身は、
あのハチ公物語だよ。

こりゃ、もう犬好きに対しては、反則技。
「涙の恫喝」（＠みうらじゅん）ってまさにこのこと。
たった三十秒の予告編だけで、
俺の涙腺は破裂、
「ウクライナの水道管」とまで呼ばれた常に凍結状態の涙腺が、あっさりと崩壊だよ。

俺としたことが、ホント、うかつだったぜ。
我を失ってしまった。
簡単に立ち直れそうもない。
よしっ、ここは思い切って逆療法といこう。
自ら演じて、乗り越えてしまうのだ。
助っ人（助っ犬）はもちろん、番犬ハチ君、頼むぞ、「ワン！」

映画の子犬のＨＡＣＨＩ

うちの子犬時代のハチ（既に気性の強さが表われている）

ギアとＨＡＣＨＩ

オレとハチ（十年前。この頃の写真、ハチ君、必ず俺を噛んでる）

「ＨＡＣＨＩ！」
「クゥーン、クゥーン」

「ハチ！」
「ガウウ！　ガウウ！」

おお、おかげで、ようやく覚醒したぞっ。立ち直った！
ありがとう、ハチ君！

おっ、そうだ、配給会社に提案。
「ＨＡＣＨＩ　約束の犬」は、途中でイーターミッション（休憩）入れろ！
最後まで観れない人は、ここで帰ればよい。俺だ！
美しい風景の中の愛くるしいワンコの姿だけを大画面で見たいのだ。
もちろん、料金は半額。
いや、もうちょいと割り引いて、８００円。
このシステム、けっこういけると思うぜ、ホント、マジに。

　晩飯。セリをいただいたので、鶏鍋にして、こりゃ、美味い。春の味覚。