酔狂に猛走する、ユーモア本格ミステリの傾き者、推理作家・霞流一の公式サイト、「探偵小説事務所」へようこそ!



■ 3月6日(金)・2009
March 6, 2009 9:14 AM


 たけし軍団の一人、なべやかん、
といえば、明治大学の替え玉受験で有名。


事件当時、
本人は、マスメディアの追及から逃れるために、
一時、知人のマンションに潜伏していた。
奇しくも、そのマンションの真ん前が、


「身代わり不動尊」


だったという。


 俺の幼年時代、
生まれ故郷の岡山県の小さな町で、とんでもない事件が起こった。
なんと、どこかの大バカ野郎が、
バキュームカーのホースを
川に捨ててしまったのである。


綺麗だった川は大腸菌まみれ。
町内は大パニック、
それまで、住人たちは川で遊泳したり、釣りを楽しんでいたのに、
もはや、不可能。
ちなみに、糞便のことを隠語で黄金と呼ぶが、
奇しくも、その故郷の川の名は、


「金剛川」


であった。


 ええ、なんで、以上のようなエピソードを記すか?
っていうと、
本日、こんな報道を見つけたからである。
ちょっと引用させていただく(「ウェブ夕刊フジ・ZAKZAK」より)。


「・・・無職本間良和さん=当時(49)=が
自宅の床下から、遺体で見つかる事件があり、
(中略)
死体遺棄容疑で、
長男(22)を逮捕した。
同容疑者は『昨年7月ごろ死んでいるのを発見し、どうしたらいいのか分からなかった』と話しているという。」


で、この事件が起きたのは、
北海道小樽市の町。
その町の名が、


「天神」


天の神と書いて「天神」町である。
そう、
遺体を地面に置いても埋めても、
天の神。
一応、昇天してる。


やはり、
地名には言霊が宿っているんだなぁ、
と感慨深く、確信を新たにしたのだった。


 晩飯。アサリ酒蒸しで出汁をとった、タラの味噌鍋。仕上げはウドン。



 [ このエントリーのトラックバックURL]
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/7142