本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
吉祥寺ヨドバシカメラ・ビルの八階(だっけな?)の、
お好み焼き屋「風月」に行く。
大阪に本店をおく有名な店とは知っていたが、
そっち方面に疎遠なので、
こちとら初体験。
鉄板のしつらえられたテーブル席。
店員さんが焼いてくれるという。
カウンター席ではないから、
厨房で焼いたのを持ってきてくれるのか、
と思ったが、
さにあらず、
そのテーブル席の鉄板で焼いてくれるらしい。
で、牛スジ入りのモダン焼きを注文。
「15分から20分くらいかかります」
と、店員さんは、焼き始める。
その間、ずっと、
店員さんは付きっきりで、テーブル脇に立っている、
と思いきや、さにあらず、
いずこへと去ってしまう。
こういうの初めて。
なんか放置プレイっぽい。
それもサービス?
こちとら、そういう趣味嗜好ないっす。
なんか、不安になってくる。
だいぶ焼けてきた頃、
店員さん再びやってきて、裏返してくれる。
で、また、いずこへと去り、放置。
こっちは、ただただ、お好み焼きを見つめるばかり。
時間が経ってゆく。
かなり、いい具合に焼けてきたけど。
ああ、もう食べていいんじゃないかな、
いや、待つように言われているから・・・。
ん、もしかして、忘れられているのでは?
かなり、不安がこみあげてきた崖っぷちの絶妙なタイミングで、
店員さん現れて、引っくり返してくれて、
またまた、いずこへと去ってゆく。
そんなこと(プレイ?)が数回、繰り返されて、
スリリングな気分で、ひたすら待ち続ける。
そして、ついに、
確かに予告どおり、20分ばかりの時間を経て、
「はい、どうぞ」
店員さんのGOが出た。
いっただきまーす!
いやはや、美味でありましたよん。
食べながら、ふと、デジャブがよぎる。
これって、
「オスワリ」「マテ」「ヨシ」
に似てる。
そう、毎日、番犬ハチ君に食事を出す時の、
しつけ(礼儀作法)、
「オスワリ」「マテ」「ヨシ」。
うん、ハチ君、
キミの「マテ」の時の気分がよく解ったよ。
晩飯。カシミールカレーをあつらえてもらい、心地よい汗。
「レッドクリフ」を観ながら、さらに熱い血潮がだぎる。トニー・レオン、かっちょいいぜ!
ああ、今週、PART2観にいこっと。
「お好み焼きの待ち時間のお供に」キャンペーン中!
「ロング・ドッグ・バイ」
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