阪急阪神ホテルズの社長さん、
とうとう辞任しちゃったね。
けど、辞めたって、
生活にはまったく困らないんだろうから気楽なもの。
まあ、罪滅ぼしと見せかけた
人生の偽装ってやつだわな。
釈然とせん。

それに
再度の記者会見でも
食材の「偽装」とは認めず、「誤表示」なんて曖昧な言い訳。
釈然とせん。

ますますイメージが悪化して
こりゃ、再建は相当に困難と見た。

ならば、
レストランを立て直すために、
思い切った方法を採用してみようじゃないか。

この
「釈然とせん」悪印象を
逆用して、
「シャンとさせる」のだ。

その方法とは、

偽装を売りモノ、

にするのだ。

ほら、精進料理って、
肉や魚を使えないから
野菜などで似せたものを作る、
それと同じだと思っちゃえば、
何か、とても清廉な感じもしてくるしさ。

偽装が売りモノ、偽装が名物、偽装専門のレストラン、
どうだろう？

どの料理も
メニューの表示とは異なる
食材を使用。

初級（？）あたりだと、
赤ワインと称して、白ワイン、いや、水を出したり、
それとか、
オマールエビと称して、かっぱえびせん、
ムール貝と称して、ベーゴマ（食えねえよ！）
とかね。

そして、
「偽装された食材の正体は何でしょう？」
と、いちいちクイズになっていて、
当たると、
景品がもらえる。

もちろん、
その景品も、偽装品なんだよなあ。

あ、もちろん、
シェフも偽装されたシェフ、
調理免許の持ってないズブの素人、
ばっちり、フグなんか出したり、
このフグだけホンモノなんだなあ、
お客さん、当たりですねえ、ってさ。
社長、お前、食え！

　晩飯。鯖缶の鍋、仕上げは雑炊。マグロ、ブリ刺身。