酔狂に猛走する、ユーモア本格ミステリの傾き者、推理作家・霞流一の公式サイト、「探偵小説事務所」へようこそ!



■ 11月7日(木)・2013
November 7, 2013 10:19 AM


朝、フジTVだったか、
どこかのニュースを見てたら、
最近の台湾の葬式が
とてもスパイシーに演出されている、
と報道されていた。


故人の好きそうなこと、
たとえば、
ミニスカのガールズバンドやストリッパーなどの
パフォーマンスで喜んでもらうという趣向らしい。


そうか、
じゃあ、故人がバーベキューの大好きな人だったら、
火葬場で
御遺体の焼けるのを待ってる間に、
参列者たちがバーべキューをやるとか、アリだな。
でっかい金網で一緒に焼けば、まさに故人も参加できるし。


あと、故人がSMプレイ大好きで、
Mの方の人だったら、
これぞ、
究極のMプレイ


死者に鞭打つ


を実践してあげられる。


ほら、
参列者たちが棺に花を入れる代わりに
鞭を持って、並んで、
順番にビシビシやってあげるんだ。


しかしなあ、
もし、逆に、故人がSの方だったら、
どうしてあげればいいんだ?


うーん、例えば、
ほら、親しかった人たちの手で棺を霊柩車に運んであげる、
その際、
皆さん、全裸で四つん這いのブタになって、
フゴフゴ鼻を鳴らしながら、
棺を背負って運ぶ、
ということくらいしか思いつかんぞ、すまん。


まあ、それでも、
こうして、故人の嗜好を思いやる演出があれば、
義務や形式になりがちな葬式も
是非、参加したいなあ
とか
ああ、次は誰だろう
とか、心を揺さぶられるものになるよね。
日本でもやらんかなあ。

 

 

 

 


 晩飯。芋煮鍋、仕上げはスイトン。

 


 



 [ このエントリーのトラックバックURL]
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/8529