本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]

■ 12月21日(土)・2013
December 21, 2013 10:21 AM
小学五年生の時(1970年)、
給食で
揚げシューマイが出て来たんだけど、
味付けが濃くて、何の肉が解らなかったので、
担任の先生(中年女性)に訊いてみた。
すると、その先生、
投げやりな口ぶりで、
「ああ、たぶん、カンガルーの肉よ」
ええっ!
そ、そうなのかっ!
俺も他のクラスメイトもショックを隠せなかった。
折しも、
万博が開催されていたので、
オーストラリアなどから持ち込まれたのかもしれない、
などと、懸命に頭ン中で理論づけして、
信じてしまったような気もする。
以来、
しっかり脳にコンクリートされ、
ずっと、
自分はカンガルーを食べたことがある
と思い込んでいた。
が、本日、急にこの四十年前の記憶が蘇り、
ちょうど飲み会だったので、語ったら、
「あり得ない」
と、皆さんにきっぱり否定された。
うーん、そうかあ、そうかも、そうだよなあ、
改めて、
冷静に考えると、
1970年、給食にカンガルー・・・・・・ああ、確かにあり得ないなあ。
そして、
帰宅してから、また思い出したよ。
やはり小5の時、
給食で白身魚のフライが出た際、
「何の魚だろうなあ?」
って、疑問に思って、
件の担任教師に訊いたんだ。
すると、担任教師は
投げやりな口ぶりで、
「ああ、まだ名も付けられていない深海魚よ」
なるほど、
そういう答え方をする性癖の人だったんだ。
ようやく腑に落ちた気がしたけど、
ホント、何の肉だったんだろう?
それにしても、歪んだ担任教師だったんだなあ。過去に何があったんだろう?
夜は、そんな話や、いろんなスパイシーな会話が弾けた、ミステリ&映画マニア(?)の忘年会でした。
皆様、楽しいひとときを本当にありがとうございました。よいお年を。
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