さっき、
朝の情報番組で、水族館のいろんなタコの特集をやっていた。
で、司会が
出演者の女性タレントにタコの真似をやらせていた、けど、

それって、
プレイでしかねえよ。

まるで、
ひとり北斎漫画
だよな、
朝っぱらから何をオンエアしてんだ！

って、
俺が勝手に妄想に走ってるだけか、
えっ、どうなんだい？

「この、タコ！」

と罵倒する例があるように、
タコはダメな存在の象徴と認識されている。

まあ、
グニャグニャしてるし、
フワフワうわついてるし、
全体にたるんでいて、
だらしなく見えるからなのだろう。

「この、タコ！」と罵倒される
イカ臭い中学生って、
生活全般が
はなはだしく生臭そうだ。

でもさ、タコやイカより
もっと罵詈雑言の
比喩として使用すべきなのは、

ヒトデ

だと思うんだがなあ。
しょうもない、という存在ではピカイチでしょ。
だって、
タコやイカみたいに食えるわけじゃなし、
そのくせ、

星の形

しちゃって、
何か思わせぶりに、スカしてるだろ。
そのくせ、
ただ、それだけ、なんだぜ。

スター！
と全身で主張している、
なのに、何もしない、何もできない、何でもない、
これくらい、しょうもない奴、いないと思うが。

見かけ倒し、
って、
最初っから倒れてるし。

「人でなし！」呼ばわりされるのと、
「ヒトデ！」と罵られるのと

いずれがマシか、かなり悩むところ、
貴方ならどっち？　
おらあ、どっちもやだあ。

　晩飯。鶏つくね鍋、仕上げはちびまる子ちゃんラーメン。