本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 8月24日(日)・2014
August 24, 2014 9:31 AM
(先日より、サーバー会社で障害が発生し、復旧作業に時間がかかっているようです。
そのため、時間帯によって、当ブログにアクセスしにくくなっています。
また、当ブログの更新にも支障をきたしております。
一日も早いサーバーの復旧を願うばかりです。
しばらくの間、わずらわしい状況となりますが、ご了承ください。)
夜、雷鳴か思ったら、
花火の音だった。
しかも、
三つ隣り駅の高円寺の花火のようだ。
なるほど、
阿波踊りの最終日(二日目)だからね。
阿波踊り
って
怖いと思う時がある。
もしも、
阿波踊りが攻めてきたら、
それを想像すると怖いのだ。
アップテンポで、無心に、複雑な仕草を繰り返しながら、
阿波踊りが攻めてくる。
ポイントは、あの無心さ、だ。
それと、軽快さとのギャップ。
阿波踊りが攻めてくる。
ひたすら真っ直ぐ、
塀を乗り越え、木々や標識を押し倒し、
たとえ、ガードレールに転び、折り重なっても、
その上を次々と踏ん付けて、阿波踊りが攻めてくる。
窓を割り、サッシ戸を破り、
家ん中にもどんどん入ってくる。
食卓を、寝室を、阿波踊りでいっぱいにして、破壊し、去ってゆく。
道路のあちこちに
逃げ遅れた人たちが横たわる。
炎上する商店街、大破する車、阿鼻叫喚の地獄絵。
打つ手はない。
竜巻のように
ただ、通り過ぎるのを待つしかない。
人間の弱さを痛感するのだ・・・・・・。
晩飯。鶏肉とシイタケの煮付け、ピーマンのサラダをあつらえてもらう。
[ このエントリーのトラックバックURL]
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/8195
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/8195
(C)Ryuichi Kasumi Detective Story Agency All Rights Reserved.