本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 12月8日(月)・2014
December 8, 2014 9:41 AM
あ、そうそう、
こないだ、
梅酒をまとめたんだった。
梅酒を漬けるビン、
ほら、壺みたいな大きなガラスのビンあるよね、
うちには
あれが三本あって、それぞれに梅酒が入っている。
その中で、
一本は梅酒が半分近く入っている。
だけど、
他の二本は残りがほんの僅かで、梅ばかりがゴロゴロしている。
だから、
一本にまとめることにした。
残量僅かの二本の中身をもう一本のビンに移し替える。
ゴロゴロの梅も一緒に。
ガラスビンを落とさないよう注意しながら、
こぼさないように、
慎重にゆっくりと注ぐ。
無事に作業を終えた時には、
部屋の中は
梅酒の芳香が充満していた。
何だか、ほんのりと酔い気分。
このままだとさらに酔い気分になりそうなので、
窓を開けたよ。
寒気で身震い。
呑んで暖まりたくなった。
まあ、意志の力で踏み止まったけどね、ホント。
あ、そうそう、
梅酒みたいに、
ビンに何かを漬ける酒っていろいろあるよね。
沖縄のどこかの空港の売店で、
ハブ酒のビンがずらりと並んでいるのは
すごいインパクトだった、というか、怖かった。
それらのビンが
地震とか、誰かうっかりぶつかって、
落ちて割れたら、さらに凄く怖い、
そう思って、なるべく遠くから見てたよ。
梅酒は平和だなあ、乾杯。
あ、呑んでないってば、ホント。
晩飯。鱈ちり鍋、仕上げは雑炊。スマ刺身。
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