パソコンのプリンターが
壊れてしまった。

昨年あたりからガタが来ていて、
騙し騙し使っていたのだが、
ついにオジャン。合掌。

てなわけで、
近所のコジマに
新しいプリンターを買いに行った。

予め、
どんなプリンターを選ぶか
ネット検索して学習し、
「キャノン」の幾つかの機種を候補にしておいた。
（プリンターは代々キャノン製品なのだった）

そして、売り場で
目的の一つを見つけたのだが、

そこへ、

俳優の城田優を細くした感じの男性の
店員さんがやってきて、「エプソン」の製品をしきりに勧めるのだ。
ふと見ると、
その店員さん、「エプソン」のロゴの法被を着ている。
そう、「エプソン」の社員であった。

それにしても説明が実に上手い。
オイラの要望内容、
値段、サイズ、インク、仕様、機能、
いずれにおいても、
予定していた「キャノン」製品よりも勝っていることを
論理的に解説する。

そのロジックがいちいち本当に完璧で、
反論できない。
まるで名探偵の謎解きのようなのだ。

結局、納得してしまったよ、オイラ。
ロジックに弱い、これ、本格ミステリ作家の性（さが）かもしれない。

しかも、そのプリンター、
ここ、コジマで
売上１位になっているではないか。
名探偵は家電量販店を征す。

あ、そうだ、
家電ミステリ、って企画してみよう（豆電球マーク）。

　晩飯。豚肉とホウレン草の常夜鍋、仕上げはちびまる子ちゃんラーメン、をあつらえてもらう。