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■ 11月10日(金)・2017
November 10, 2017 9:47 AM


 

チクワの穴に
キューリやチーズなどを入れた料理(つまみ)、
ってあるよね。


その名前が


チクワの射込み


だって初めて知ったよ。


昔々、学生時代に
オイラが頻繁に通っていた
高田馬場の居酒屋(パブハウス)では
それを


オランダ巻き


というメニュー名にしてたっけ。


でも、それって
その店だけの
独自のネーミングだった
ということなんだね。


でも、しかし、
何で
オランダ巻きと名付けたんだろう?


オランダ巻き


英語にすると


ダッチロール。


おおっ、ダッチロールって
飛行機が
揺れたり蛇行したりしながら飛ぶ不安定な状態を
指す用語ではないか。


では、そもそも、
なんで
そういう状態を
ダッチロールと呼ぶのだろう?


ということで
検索してみたら、


氷結した運河で
オランダ人がアイススケートをする際に
腰を横に振りながら
曲線を描いて滑走する様子に
似ているから


というのが
語源らしい。

 

そうか、そうだったのかっ。


いずれにせよ、
横揺れしたり蛇行したりしながら前進する状態
であることらしい。


ということは
次のような推理が導かれるぞ。


つまり、


オランダ巻きを食べると
ついつい酒が進み
千鳥足になって
横揺れしたり蛇行したりしてしまう


それで
オランダ巻きと命名したのである、と。
QED。


うんうん、確かに
あの店で飲んだ帰り道は
ふらふらユラユラと
ダッチロールしていたもんなあ。


きっと、そういうことなのだろう。


ああ、
約40年の時を経て謎が解明された。


今ではもう
確かめようがないけど・・・・・・


 

 

 



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