本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿
February 12, 2018 9:20 PM
映画の撮影現場で、試写室で、映画館で続発する不可能犯罪。
巨塔の消失、足跡の無い殺人、切断された首、透明人間の死、密室殺人etc
容疑者は監督、スタッフ、俳優、プロデューサー・・・いずれも映画の「魔」に取り憑かれた者ばかり。
映画探偵・紅門福助(くれないもん・ふくすけ)の大胆な推理が冴える!
映画への愛情と本格ミステリへの情熱がスパークした「映画ミステリ」の快作短編8篇を収録。
「霧の巨塔」「首切り監督」「スタント・バイ・ミー」「血を吸うマント」「届けられた棺」「死写室」「ライオン奉行の正月興行」「モンタージュ」
本作品は映画テーマの本格ミステリの隠れた短編集として高い評価を受け、
加筆修正を施した完全版として、
新潮社から講談社に版元を移し、10年ぶりの復刊となった。
[出版]平成30年12月 講談社ノベルス
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