酔狂に猛走する、ユーモア本格ミステリの傾き者、推理作家・霞流一の公式サイト、「探偵小説事務所」へようこそ!



■ 10月10日(水)・2018
October 10, 2018 10:59 AM


隣り町の駅ビル地下の
食品フロアを覗いたら


肝油ドロップが


出店ワゴンで販売されていた。

 


いやはや、
肝油ドロップという名に接すること自体、
実に久しぶりである。


小学校の給食や夏休みに出されていた、
それ以来だから、
かれこれ五十年ぶりということか。
まだ現存していたとは・・・・・・


グミとゼリーの間くらいの
あの独特の食感が好きだったなあ。

 


肝油ドロップとは

サメやタラの肝臓から抽出した脂肪分が原料で


ビタミンAやビタミンD

などの栄養を補給する今でいうところのサプリメント。

 


オイラ、ちょいとノスタルジーがこみあげてきて
ついワゴンをガン見してたら、


二十代の若い販売スタッフが


「いかがです、懐かしいでしょ」


と言ってくる


のだが、


「懐かしいでしょ」
なんて
お前なんざに言われたかねえぜ


って
ぶいと振り切って足早に立ち去るオイラ、


我ながら
頑固ジジイになったなあ、
と苦笑いがこぼれてくるのだった。

 


あ、そうそう、
さっき調べたら、


老化とともに
ビタミンDが不足するんだってさ


ああ、いろいろ合ってたんだ・・・・・・

 

 

 



 [ このエントリーのトラックバックURL]
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/10947