来年は
ついに六十となり
還暦を迎えるということもあって、

今年の健康診断は
ちょいと力を入れ、

八月下旬に胃カメラ、
九月上旬に大腸カメラ

という結構なハイペースで
二つの内視鏡検査を受けたのだった。
（検査結果は無事で、はぁよかったぁ）

それにしても
これらの内視鏡検査というのは
前日の食事制限やら
当日の朝に下剤を飲んだり
お腹を空っぽにする準備が
もう面倒ったらありゃしない。

オイラの場合、
二回の内視鏡検査だから
その準備も二回というわけで、ホントうんざり。

どうせなら、
一回で済ませたい
って
切に思ったもんだよ。

せっかく、お腹を空っぽにするんだからさ、
胃の検査も
大腸の検査も
いっぺんに同時にやってほしいわけさ。

ただ、それが可能だとしても
ふと不安に思ったこと。

内視鏡（カメラ）を
口から入れ、
先ず胃の検査をして、

そのままさらに奥まで入れて
大腸の検査をしてから、

引き戻して
内視鏡を回収したとすると

肛門のすぐ間近まで行った内視鏡が
口から
取り出されるわけであって

そりゃ絶対に嫌だっ！

それでは別の方法。
二段階に分けるとしよう。

先ず内視鏡を肛門から入れて
大腸の検査をしてから、
肛門からいったん取り出す。

続いて、
その内視鏡を口から入れて
胃の検査

って、何でそんな順番なのさっ！

ああ、この検査の時は
絶対に粗忽な医者に当たりませんように