本日は誕生日。

六十歳を迎えました。

還暦です。

感激です（はい、お約束）。

いやはや、
これまでの人生を俯瞰し、
あれこれ換算してみると
何だか不思議な感慨がこみあげてきます。

平成元年に結婚してから三十年、
気が付けば、
人生の半分をカミサンと暮らしています。

西荻窪に住んで三十年、
それまで住んでいた北区赤羽の二十七年間を
いつのまにか越えてしまっています。

柴犬ハチ君と暮らしていたのは約十七年間、
平成の半分以上を

一緒に過ごしていたわけです。

１９９４年にミステリ作家デビューして二十五年、
四半世紀もの間、
霞流一として活動し続けています。

ミステリにのめりこんだのは
中学一年の時ですから、
ミステリ道を歩み続けて四十七年にも及びます。

子供時代、学生時代、社会人時代から
十年、二十年、三十年、四十年、五十年以上と
長い付き合いの仲間にも恵まれました。

振り返れば他にも
あれもこれもと数多の場面が連なり
キリがないくらい。

そして、
いずれの思い出にも共通して言えるのは、
どんな感情よりも

「ありがとう」

の気持ちが一番多いということです。

人に、町に、生きとし生けるものすべてに感謝です。

この齢になって思うこと、
それは

「ありがとう」を
たくさん言える人生こそ
もっとも幸福な人生である。

これからも
多くの機会に
「ありがとう」を届けられる生活を送りたいと思います。

当HPに来てくださり、
ありがとうございました。