本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]
■ 2月20日(木)・2020
February 20, 2020 10:52 AM
こないだ、
近所の
蕎麦屋の前を通りかかったら、
蕎麦屋から
客のジイサンと
店主が出て来て、
「この道をまっすぐ進んで二つ目の角を左に・・・」
などと
店主が
ジイサンに何やら道順を説明している。
また、一方、
蕎麦屋の店員のオバチャンは
近くの交番へと走って、
お巡りさんを連れてきた。
どうやら
ジイサンは
蕎麦を食べているうちに
帰り道を忘れてしまったらしい。
ただ、
自宅の住所だけはちゃんと覚えている(メモでも持っていたのかも)。
店主の懸命の道順の説明に
ジイサンは
「ほー、ほー」とニコやかに頷いているが、
どう見ても理解してない様子。
結局、
お巡りさんが
ナビ代わりとなって
ジイサンの帰路に付き添ったようだ。
蕎麦のように
長く長く生きるように、と
大晦日には年越し蕎麦を食べるよね。
このジイサン、
蕎麦を食べている数十分のうちに
急速に
齢を取って百歳くらいになり、
結果、長生きしたという理屈なのかもしれん!?
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